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2009年5月22日 子ども歯医者さん体験


2009年5月22日(金) 15:30〜16:30
足立区・葛飾区にお住まいの4歳〜小学生 16名
場所 メリー歯科 院内

イメージ

ことく先生、らむ先生も初挑戦の子ども体験です。
 さらに今回は年齢層も下げて、夏休みにしたように、ユニットにちゃんとさわれる体験にしました。
 また、メリー歯科にくる歯医者さんの苦手な子どもにも来てもらいました。

イメージ

 やりだす前に泣き出しちゃうお子さんや途中で泣き出すお子さんもいましたが、みんなが楽しそうにしているのを見て、徐々に慣れてきて、最後には全員楽しく歯医者さん体験を終えることができました。 イメージ

 
写真のページ

(当日撮影したみんなの写真のページです 参加者のみ)
  募集のページ

(参加者募集をしたページです) 



事業報告・アンケート結果


1.事業趣旨
この「子ども歯医者さん体験」はお子様の@歯磨き意識の向上A歯科診療の苦手意識の克服B就業意識の向上 を目的としてメリー歯科が社会貢献活動の一環として勧めています。

2.活動日時・場所
2009年5月22日 (葛飾区メリー歯科 院内)

対象者
・未就学児〜小学生 16人

3.事業内容

@ 講義
  @虫歯はどうやってできるの?
  A歯の型をとろう
  Bユニットを動かしてみよう
A ユニット動作体験・印象取得
B キッズドクター認定式


アンケート集計方法
対象:「子ども歯医者さん体験参加者父兄」の中で、事業を見学した父兄
アンケート方式:無記名、選択式および自由記述
有効回答数:10名


@歯磨きに関する質問
有効回答数(n=10)

全く困っていない それほどこまっていない やや困っている かなり困っている とても困っている
歯磨きを毎食しない 20% 60% 10% 0% 10%
歯磨きの時間が短い 10% 60% 10% 0% 10%
歯磨きのやり方が雑 0% 30% 50% 20% 0%
歯医者さんに行きたがらない 40% 50% 0% 0% 10%


A事業の満足度(n=9)
とても満足 やや満足 普通 あまりよくない よくない
100% 0% 0% 0% 0%


B事業満足度(A)の理由(自由記述)

・先生方は歯を治す以上に患者さんのことを想っていると知り、今日参加できてとてもよかったです。
・今まで使われていた
道具をまぢかで見てさわる事で怖さなどが弱まったと思います
・歯医者さんになりたいというと思います
・いつもは診察台にも近づけないのがとても楽しそうでした


C今後の要望
・次回は歯磨き体験などあるとうれしいです


○所見
総じて、有意義な体験を提供できた。
問題点として、想定していた年齢層よりも参加者の年齢が低く、難易度を下げながら要点を焦点化する必要があった。次回は音楽に合わせてユニット操作を行う、ゲーム形式で機材に触れるなど、まずは歯科医院に対する負の感覚を取り除くための未就学児童向けの教育プログラムを開発したい。
また、今回は体験の途中で泣き出す子どもが2名いた。1名は開始当初から泣き出したため、スタッフが対応できたが、途中から泣き出した子どもについては当初泣いている原因がわからず、スタッフが対応が遅れた。


後日の診療で今まで一人で診療できなかった子どもが、とたんに一人で診療台に座って診療することができ、保護者・担当医師とも涙ぐむほどの成長を見せた。
また、子どもに聞くと、ユニットのスイッチ(アルファベット記述)の場所など、体験で教えたことを鮮明に覚えていた。
お母様に聞いたところ、 帰宅後繰り返し体験中のビデオを見たり、持って帰ったディスポーザルの手術着を何度も来ることをせがまれるほど楽しかったとのこと。
改めて写真など、体験の復習の必要性を感じた。
また、子ども用白衣を導入検討をしていたが、使い捨ての手術着をお土産にするのも効果的だと感じた

以下、お母様のインタビュー

 Hちゃんは、平成21年5月22日の歯医者さん体験参加しました。
その後の診療では今まで一人で診療できなかったHちゃんが劇的に診療ができるようになっていました。
そこで、Hちゃんのお母様にお話をお伺いしました。

お母さん「歯医者さん体験をする以前、うちの子どもは診療が全くできませんでした。
最初は医院に入ることすらできなくて、泣いていましたが、徐々に慣れて入れるようにはなりましたが、診療室に行くのは私と一緒でないといけないでしたし、診療になってもお口が開けれないということが続きました。」

ゆげた院長「最初は本当に大変でしたね」

お母さん「お医者さん体験に参加して、子どももとても楽しそうでした。体験の最後に印象材を手につけていったのですが、家に帰ってからもそれをはがして自慢していました。体験中の模様をビデオに撮ったのですが、よほど楽しかったのか、体験が終わってから何度も『あれを見たい!』といって繰り返しビデオを見ていました。また家族に歯医者さんのマネをしたりしていました。」

ゆげた院長「あー私がもう泣けてきた(笑)。その後診療に来た時にはちゃんと一人で診療できましたね。」

お母さん「まず、初めて一人で診療室に入っていったのにびっくりしました。後から先生の話を聞いたら、子どもが(体験で教わった)診療台のスイッチをその時にも覚えていたそうです。」

ゆげた院長「最初に診療台に座って、『椅子を倒すスイッチはどこ?』と聞いたら一発で当てていました。スイッチはアルファベットなんですがよく覚えていましたよね。ビデオでは手元も映していたのですか?」

お母さん「いえ、そこまで細かくは映していないです。よほど楽しかったんでしょうね。多少怖がっている様子でしたが、診療も初めて一人でちゃんと終えることができました。」

ゆげた院長「お母様も少し涙ぐんでいましたよね?」

お母さん「はい、感動しました。」

ゆげた院長「今後、当院でどのような体験をしたらいいと思いますか?」

お母さん「歯磨きに関しては、鏡を見せるようにしたりと工夫はしているのですが、やはり子どもなので磨き残しがあります。歯磨きを上手にするようなものがあるといいですね。」

ゆげた院長「今日は貴重なご意見お伺いして、ありがとうございました。」